治療開始!シュミレーション動画の作成からアタッチメントの接着まで。
<< この記事では、治療の初期段階を紹介します。シュミレーションを使ってクリニックの先生と矯正治療後のイメージの擦り合わせに始まり、歯を動かすための隙間作りなどをします。治療の初期段階は何かと不安が付き纏うかと思いますが、この記事を通して事前に治療の流れをイメージをしてもらえたら嬉しいです! >>
INDEX
シュミレーション画像で理想の歯並びを確認
通院するクリニックも決まり、いよいよ治療がスタート。まずは、専用の機械で上下の歯のスキャンを行い、現在の歯並びを確認します。
粘土のようなものを口に入れて歯型を取るのかと思いきや、口の中で機械を滑らせるだけでスキャンが完了しました。随分スムーズにスキャンが出来てしまいました。
スキャン後、現在の歯並びがモニターに映し出されます。モニター上で指を動かすことで360°どの角度からでも見ることができます。
また、歯を動かす過程と動かし終わった後のシュミレーション動画も確認できたのですが、気になってた飛び出しすぎな八重歯が、綺麗な並びに変貌を遂げる動画に感激しました!
歯を動かし終わった仕上がりイメージの確認後に、マウスピースを発注することになります。
発注から約3週間ほど経った頃に、クリニックからマウスピースが出来上がったとの連絡があり、工程を進めるべくクリニックへ。
歯を削って隙間を作る
歯のエナメル質を削ることで歯の隙間を作るので、歯を抜くことなく矯正治療を行うことができます。上下の前歯から奥歯にかけて、計10箇所程度削りました。
歯を削ることに、ちょっと不安もありましたが「あくまで削っても支障のない範囲でしか削らない」と医師から説明もあり受けました。
削り始めはドリルのようなもので削り、ある程度隙間ができたら細かな棘がついた針金のようなものでゴリゴリと削り隙間の幅を広げるのですが、この時顔が左右に動いてしまいそうなほど力を入れて削られたので、顔を動かさないように固定することで精一杯でした。
ちなみに、キュイーーーンと耳元で鳴り響くドリルの音に、ちょっとハラハラしましたが削る工程では終始痛みは無かったです。歯医者慣れしている人は気にならないかもしれないですが。そして、前歯は見事なスキッパになりました(^^;)
アタッチメントを接着
アタッチメントとは、炊く前の米粒サイズほどの白いセラミックで、 マウスピースがずれることを防ぐことと、歯を動かしやすくするために、歯に接着します。
(アタッチメントの画像はコチラの記事で掲載しています)
アタッチメントが着いている箇所は、マウスピースに同形状のくぼみがあり、アタッチメンを起点にマウスピースが力を加えて歯を動かしていくイメージです。
前歯から奥歯にかけて15箇所ほど接着しましたが、食事のときなどにアタッチメントが取れてしまわないようにUVライトを用いてしっかり固定します。
この固定の時は、口を開けたまま5分ほどキープしなくてはならなかったので、口が乾ききって少し辛かった...。ただ、UVを使ったホワイトニング経験者であれば余裕かと思います。
以上、治療の初期段階をご紹介しました。
歯並びのスキャンは機械を使ってスムーズに完了しましたし、歯を削る工程やアタッチメントの接着は痛みを伴うことなく終了したので、思ったよりストレスが無かったです。
これらの工程を経て、ようやくマウスピースを装着する準備が整いましたので、今後はマウスピースを装着して治療を進めていきます。
実際に発生した治療費用は
歯列矯正の費用。結局この値段で終了。 - 歯列矯正のあれこれ
で紹介していますので、費用が気になる方は合わせてチェックしてくださいね。